KC-MP717K改CNG車は1999年と2000年に導入されました。
    この車両群は最初からフォグランプが装着された仕様だけで、
    2000年式で前面幕が広幅化されるなど、ディーゼル車同様の変更がされた車両でした。
    1999年式は当初酉島車庫に配置されましたが、
    後年になって港車庫に活躍の場を移した車両が存在しました。
    
    2000年式は港車庫への移転に際して導入された新車が多く、
    酉島車庫に配置された車両を把握できていません。
    鶴町操車運用でも活躍しており、後に鶴町営業所配属になった
    車両も存在しました。
    
    80号系統の運用に入った港車庫の車両です。
    港車庫に天然ガス充填施設が設けられていましたが、
    鶴町車庫にもそれが存在したので、このような運用もこなしました。
    
    2000年式で鶴町営業所に配転された車両です。
    阪急エムテックが整備を請け負う都合、
    鶴町営業所に三菱ふそう車の配置を行った結果でした。
    天保山操車の運用に入った港車庫の車両です。
    60号系統も三菱ふそう以外の車種が見られるようになり、
    何かと物足りない印象すらしています。
    後ろ姿は、ディーゼル車とほぼ同様のレイアウトです。